1: サイカイへのショートカット ★ 2018/01/16(火) 15:49:28.78 ID:CAP_USER9
【バレー】大人になった“プリンセス・メグ”栗原恵「吉原さんや多治見さんのように、その存在で若手を引っ張っていきたい」
1/16(火) 12:11配信 バレーボールマガジン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00010000-vbm-spo

現在は日立リヴァーレでプレーする栗原恵選手
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◆勝ちにいくという雰囲気を意識する
元全日本の、現在日立リヴァーレでプレーする栗原恵さんにお話を伺った。チームの成績は最下位と苦しいが、ベテランの上手さでチームを引っ張っている。

――ご自身で、ベテランとして気を配っているところは。

栗原:今はチーム状況として、試合になかなか勝てない厳しい状況が続いているので、モチベーション的に下がってしまって、プレーも消極的になってくるという場面が試合のところどころで出てきてしまっている。ですから、本当に得点を決めたあとに、チームを鼓舞するというかガッツポーズであったりとか、そういうのは雰囲気作りからだと思っています。プレーをしっかりするのはもちろんなんですけど、勝ちにいくという雰囲気を意識してやっています。

――栗原さんももうベテランとなりましたね。若手の頃は、プレー以外でもメディアを賑わせたりしていましたが、これだけ長く続ける秘訣と、バレーボールに対しての思いをお聞かせください。

栗原:怪我が多い選手なので…自分で望んではいないんですけど、バレーボールから離れる期間も多くありました。現役は長くやっているんですけど、リハビリだったり外から見ている時間というのも、結構長く過ごしているので、もどかしい思いというのもありました。今こうして元気な体で、「来季どうしよう」となった時に、あの頃の思いを考えると、元気な状態で必要とされていて、自分から身を引くのはもったいないのかなというモチベーションにつながって、今シーズンもチャレンジさせてもらうという形になりました。

――ロンドン五輪は、栗原さんが出場されていれば、また違うメダルの色だったのではないかと思います。

栗原:そういう言葉をいただけるのは、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

――栗原さんが新人の頃の吉原知子さんとか、その後の多治見麻子さんとか、しばらく全日本を離れていて、ベテランになってから復帰される選手もいますよね。全日本についてはどうお考えですか。

栗原:そこは、やっぱり結果を見て「監督に選んでもらう」世界なんだなっていうのはロンドンの時に…痛感したので。自分がどれだけ頑張ったとしても、監督の考えだったりチーム構成という部分だったりで漏れてしまったら、選手として出場の資格はないというのは感じました。自分が(全日本にまた復帰したいという)その気持ちがないというわけではなく、こうして現役でやっている中で、またそういうチャンスが巡ってくるのは最高に幸せなことというのは当然思っています。でも、今自分ができることで、今はこのチームでプレーを精一杯して、それが代表という形でチャンスが与えられるものだと思っています。自分ができる最大限を今はチームで頑張りたいなと思います。

何かしら背中から感じてもらえる存在でありたい
――チームでも周りは若手が多くなってきていますが、コミュニケーションはどう気を配っていますか。

栗原:自分がもう少し若い時のことを思い出すと、その時の(自分より)下の子たちに対して、もっと自分から話してあげればよかったなというのはたくさんあった。ですから、そういった意味での反省を活かして、今は一回り下とか、それ以上下の子が入ってきている状況の中なので、なるべく自分から、ささやかな何でもないことから話しかけることによって、むこうも話しやすい雰囲気を出してくれると思っています。年令による変な隔たりをむこうにとって感じないようにというのは、気をつけて生活しています。

――日立の良さを教えて下さい。

栗原:会社のバックアップがしっかりしているチームですね。たくさんの方に応援していただいて可愛がっていただいて、こうして長く現役を続けていられるので、本当に感謝しています。また、たぶん若い選手とも、今までにないくらいコミュニケーションをとるきっかけになったのも、自分の中で何かしらの転機を与えてくれたチームだと思います。そういうことを経験しないでバレー界を去らなくてよかったなって。若い子たちにこういう風に接していたり、自分がバレーから離れた時に応援したいと思えるか、そういう橋渡し的なきっかけを作れるチームだったと思うのでよかったなと思います。

>>2以降に続きます。

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